今回はCHOKOTTOの編み地の中でも特にクセのあるフリンジお化けの編み地を使ったバッグの作り方を紹介します。
材料はこちら
表布:柄入りの綿 本体:29cm(編み地の幅に合わせる)×24cm ×2枚
底:21cm×12cm ×1枚
裾部分の編み地:フリンジお化け 29cm幅(編み地の幅)×9cm(7房分+縫い代)
裏布:綿の布 本体:28.5cm幅×22.5cm ×2枚 接着芯を貼ります。
底:21cm×12cm ×1枚
接着芯:厚手(布地タイプ) 27.5cm幅×21.5cm ×2枚 裏地から5mm控えて貼ります。
バッグの持ち手:木製の持ち手を使用しています。
底芯:バッグ・帽子用ポリ芯 <1.5mm・白> 19cm×10cm
ミシン糸:布を縫うときに使用する普通の糸でOK。特にニット用である必要はありません。
パターン:バッグ底面
PDFファイルです。A4サイズで印刷して使用してください。
バッグ本体(表布)、裏布を下の写真の寸法(縫い代1cm込み)で2枚ずつ裁断します。接着芯は27.5cm×22.5cmで裁断し、裏地から5mmずつ控えて貼ってください。開き止りの位置に合い印(表布上端から13.5cm、裏布上端から9.5cm)を入れます。
底面は表布と裏布1枚ずつ(底面パターン使用)、ポリ芯は底面出来上がり寸法(底芯パターン使用)で裁断します。
底面はパターンに合わせて、表布一枚、裏布一枚を裁断します。
編み地は29cm幅(編み地の幅)×9cm(フリンジ7房分+縫い代上下1cm)を2枚裁断します。フリンジ部分を切りやすいように分けます。カットする部分に定規をあてロータリーカッターを使用するときれいにカットすることができます。(定規を切らないよう気をつけてください)
表側の布地と編地の切替部分(29cmのところ)を縫い合わせます。フリンジを縫いこまないように、下に向けて抑えた状態で待ち針で留めていきます。縫い終わったらフリンジが縫いこまれていないかをチェックします。
縫い代を編地側にたおしてアイロンをかけます。表面からもアイロンをかけます。
2枚を中表に合わせ、両サイドを開き止りの合い印まで縫い、筒状にします。開き止りのところは返し縫いを1.5往復します。
*編み地と布の切替の部分をしっかりと合わせます。
縫い代を割ってアイロンをかけます。開き止りから上の部分もアイロンを同じ幅(縫い代分)で折ってアイロンをかけます。編地の部分も同じように割ってかけます。
開き止りまでの部分に端ミシンをかけます。開き止りの部分はサイドの縫い目をまたぐように返し縫い(かんぬき)をして、そのまま反対側に端ミシンをかけます。
もう片方の開きも同じ様に端ミシンをかけます。
次に底面と本体を縫い合わせます。底面はカーブしているので布地に4か所、印の代わりに待ち針を打ちます。待ち針の位置と、本体の両サイド縫い目、本体の真ん中の部分を合わせて留めてからカーブの部分を細かく留めます。布地を下にして縫いますが、目打ちを使い押さえながら縫うときれいに縫えます。
縫い代を底面に倒してアイロンをかけます。かけた後、表からもかけるときれいに仕上がります。
次に裏布側を作ります。表地と同じ様に両サイドを開き止りまで縫い、アイロンで縫い代を割ります。開き部分の端ミシンはしません。裏布本体と裏布底面を縫い合わせ、縫い代を底面に倒してアイロンをかけます。
表バッグと裏バッグを縫い合わせていきます。片方だけ縫った後に取っ手を通し、もう片方を通します。
表布と裏布の上端同士を中表に合わせて、待ち針で留め、ミシンをかけます。裏布が表より5mm小さいので、両端2.5mmずつあけて縫い合わせます。
取っ手(二つとも)を通します。裏布のほうがボリュームが少ないので裏布側から通すと通しやすいと思います。もう片方の上端を中表に縫い合わせるので、邪魔にならないところまで取っ手を移動させます。待ち針で留め、上端を縫い合わせます。
かけにくいですが、アイロンで縫い代を表布側に倒します。
開き止りから表に返し、裏布を表バッグの中に入れます。
あきから底板を入れます。底部分の縫い代は、鞄の内側にくるように、底芯を縫い代の下に入れ込むようにすると、平らになり表から見た底がきれいに仕上がります。
底芯を表布と裏布にきちんとはさんで固定させます。
本体との縫い目で表布と裏布をあわせ待ち針で留め、直線部分の縫い目に、表から見えないように星止めをします。
開き止りから下の脇縫い目を合わせて待ち針で留め、あき部分は裏布を2.5mm控えた状態で待ち針で留めます。
開き止りから下の脇縫い目をフリンジ手前まで、表と裏を星止めでとめます。
あき部分は裏布を表布にまつりつけます。
左右両サイドとも星止め、まつりができたら完成です!
個性的なバッグができあがりました。
デザイン:佐藤綾乃
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