かぎ針ケースの作り方

文化服装学院ニットデザイン科の学生さんに、CHOKOTTO編み地を使った小物のデザイン、レシピをまとめてもらいながらの作品制作をお願いしました。

材料はこちら

編み地:ばすけっと 29cm幅(編み地の幅)×39cm

裏布:綿の薄手の布 本体:31cm幅×39cm ×1枚

           紐:4cm幅×30cm ×2枚

接着芯:布地タイプ(編み地に貼るので、風合いに影響のない厚みのもの)

     28.6cm幅×38.6cm 表地から2mm控えて貼ります。

ミシン糸:布を縫うときに使用する普通の糸でOK。特にニット用である必要はありません。


※編み地の耳を裁断せずに使うので、編み地の幅を測ってから裁断を始めてください。(29cmに設定して編んでいますが編み地によって違いがあります)

※長さ13cm程度のかぎ針を想定したサイズです。

縫代1cm込みの寸法です。作り方の説明に使用している編み地はきらきらモヘア天竺です。

①耳が丸まっている編み地はアイロンで伸ばします。ゆがみがある場合は、アイロン台に待ち針で角を固定し、四角くセットしてください。

耳を伸ばすときはスチームをあてながら伸ばし、そのままアイロンを動かさずにスチームを切ってスチームをとばすようにするとセットされやすくなります。

編み地を四角くセットするときは全体にたっぷりとスチームをかけて形を整えたら、冷えるまでピンを取らずに置いておきます。

②芯地を編み地に貼ります。はみ出ないように2ミリほど小さく裁断したものを使用してください。接着芯はニット地を伸びるのを押さえる芯を使用してください。

当て布をして、アイロンは滑らせずに上から体重をかけるようにして接着します。(スチームは使いません)

③次に、裏布の準備です。縦は中表で編み地と縫い合わせるので編み地と同寸(39cm)で、横は折り込んで編み地にたたくので左右1センチずつ縫い代をつけます(29cmの編み地の場合31cm)。

④裏布の脇縫代1センチをアイロンでしっかり折ります。紐は半分に折り、半分の線に合わせるようにもう半分に折ります。片方の端を縫代1cmで折ります。

⑤編み地と裏布を縫い合わせます。まず、編み地と裏地の上下を決めてください。今回はかぎ針ケースのふたになる方にリブが来るように設定します。

編み地と裏布を中表に合わせて、ふたとなる部分と、口となる部分を縫い合わせます。裏布脇の縫代は折った状態で編み地の端とあわせ、たるまないようにしっかりとまち針で細かく止めてください。

その後縫い代を割りアイロンで綺麗に整えます。

⑥編み地の縫代が浮いてくるので、落ち着かせるためにコバミシンをかけます。編み地が厚い場合は、表地までステッチをかけてください。薄い場合は表側に出さないように2枚の縫代と裏地だけでステッチをかけても、しっかりとアイロンをかけると落ち着きます。

縫代を裏地側に倒して、裏地側だけにステッチをかけると、表側にステッチを出さずに縫代を抑えることができます。

⑦次に裏布の両端部分を編み地にたたきます。編み地が分厚い場合は角の縫代を少しカットしてもいいと思います。縫い始めがうまく進まないときは、画用紙やはがきなどの厚紙をはさむと進みやすくなります。

⑧紐を作ります。④の折り目の通りに折り、コバミシンをかけます。返し縫からはじめて、紙をはさみながら縫っていくと縫いやすいと思います。


⑨編み地と裏布が浮くのを防ぐために、底となる折線とふたとなる折線の部分で縫い合わせます。袋部分が10cmとなるように下から10cmのところ、13cmのかぎ針を入れてふたが閉まるように一本目の線から14cmのところにステッチを入れます。(お持ちの鉤針の長さに合わせて調整可能です。)

ステッチの印を入れるときに、紐付け位置も印します。

⑩次に鉤針が入る袋の部分を作ります。まず紐2本を印の位置に置き、ミシンで1~2回返し縫をして、仮止めしておきます。⑨で縫ったステッチ線を基準に折り返し、裏布をたたきつけたステッチに重ねるように縫い付けます。

⑪最後に鉤針の入る仕切りをつけます。今回は1.9cmのポケットを9個と、残りは大きなポケットにしました。ミシンの縫目ダイヤルを大きめにしてステッチをします。縫い始めと終わりはしっかり返し縫をしてください。ポケットがゆがんだりねじれないように、写真の数字のところを先に縫うとゆがんだりよれづらくなります。

上側と下側が縫っているうちにずれてくる場合は、紙をはさむことで防ぐことが出来ます。

アイロンを軽くかけて完成です。

かぎ針を入れてくるくるっと巻くとこんなにかわいらしくなります。編み地の厚さによってもだいぶ雰囲気が違いますね。

大きなポケットにメジャーなどを入れるとくるくると巻くことは難しいのですが、三つ折にしてとめてみると、手帳風になりました!

紐にリボンを使っても素敵なものが出来そうです。


企画製作

 文化服装学院ニットデザイン科 島田アンナ

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手芸用のニット生地「CHOKOTTO」 CHOKOTTOを使った小物の作り方レシピ、ニットの豆知識などを紹介しています。様々な模様と糸との組み合わせ、風合いの違いで、無数のニットテキスタイルが生まれる魅力を多くの方に楽しんでいただけるよう新しい編み地や、使い方を発信していきます。