ハリのある細いリネンの糸と、やわらかいウールの糸を交互に編んだ編み地です。
リンクス編み(ガーター編み)で、表目と裏目を交互に、糸も交互に編んでいます。リネンの編目が立ち上がることによって、ただやわらかい、でもなく、ただハリがあるだけでもない、やわらかさの中にリネンの感触を感じられるように編んでいます。
糸が見えないほど薄くなっているところと、繊維が絡み合って目が詰まっているところとの斑感が、奥行きのある表情を作っています。
ニットの三元組織の一つであるガーター編みは、基礎の編み地ですが、配色を入れたり、素材を変えるととても複雑に見えることもあるんです。
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