今回はツイードの編み地を使っておしゃれな袱紗の作り方を紹介します。最近カジュアルなパーティやレストランウェディングが多いですね。御祝儀ではなく会費制のものも増えているように思います。お財布から出すのも良いですが、おしゃれな袱紗から出したら、上品ですね。お好きな生地、編み地で作って使ってみてはいかがですか?
裏布と接着芯を粗裁ち(パターンより大きめ25cm×38cmくらい)して、接着芯を貼ってから本裁断します。
接着芯を裏布の裏側に重ね、全体的にスチームをあててのりをやわらかくさせます。当て布をしてアイロンを少しずつ移動しながら接着します。アイロンは滑らせずに、一回一回圧力をかけます。熱がとれてから裁断に移ります。
表のニット地、芯を貼った裏布をパターンに合わせて裁断、合い印をつけます。
裏布の本体下側、ポケット上側をジグザグミシンかロックミシンで始末します。ほどけにくい生地で気にならないようなら、始末はいりません。
端の始末をしたところを重ねて底部分を作ります。裏布ポケット側にある合い印に本体側の端を合わせて重ねます。
厚手の接着芯を使っている為、裏布が固めなので、重ねた部分を仮止めミシンをかけておくと扱いやすくなります。
表地と裏布を中表に重ねて、ポケット口になる方を縫い合わせます。目打ちを使って生地を送ったり端を合わせて押えるとずらさずに縫うことが出来ます。
縫ったところをアイロンで表地側に倒して、外表に折ります。ポケット口がきれいになるようアイロンで整えます。
下の写真の破線のところを仮止めします。端から0.5cmくらいを縫います。
仮止めしたところを中にはさんで中表に折ります。
裏布の本体側の下端に合わせてきれいに折って、表と裏を縫い合わせます。下端から返し縫いをして縫い始め、下端で返し縫いをして終わります。
アイロンをかけて、縫ったところを折って角を作ります。
下端の縫わなかったところから表に返します。折った角から中に押し込むように返すと角をきれいに出すことが出来ます。
最後に、裏布の底部分(ジグザグミシンをかけたところ)が、内側になるように、ポケットになる部分を返し、目打ちなどで角を整えます。
アイロンで形を整えます。パターンの折線の位置を確認し、アイロンで折り目をつけます。接着芯が厚手固めのものを使っている場合、アイロンでしっかり折らないとフタがあいてしまいます。折り目だけアイロンをかけた時接着芯がぼこぼこ浮いてきてしまう場合は、全体にもう一度アイロンをかけてみてください。
ニットツイードの袱紗の完成です。
編み地を替えるとこんなかわいらしい袱紗も作れます。薄手の芯を使っているのでやわらかい印象です。
サイズを変えたら通帳ケースなども作れそうですね。
0コメント